SINGLES Vol.2(1983~1988)

長渕剛 SINGLES Vol.2(1983~1988)歌詞
1.恋人時代

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

モノクロの君がほら 僕に笑いかけている
僕に笑いかけている
恋人時代
いつも君を待ってた この街角に
今も学生たちで にぎわう白い喫茶店
本を片手に二人で 待ち合わせたあのころ
ダイヤル回す指先 公衆電話
かたときも離れられず 話す言葉探しても
好きだと言えば 明日が美しく見えた

※時の流れの中で いくつかの恋がある
そして
モノクロの君がほら 僕に笑いかけている
恋人時代※

むずかしい話が好きで ケンカもしたっけ
ふくれっつらの君が とてもいじらしかったね
若すぎた春の行く方は 最終電車
いつも君を待ってた この街角に
今も学生たちで にぎわう白い喫茶店
あの時と同じカップで 二杯目のコーヒー

(※くり返し)

モノクロの君がほら 僕に笑いかけている
恋人時代


2.Hurry Up

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

今夜の目玉は
破裂しそうなとびきりいかした MUSIC
3歩下がって狙い定め
あいつののどもと目がけて叫べ
久しぶりの酒びたりだ
ゆがんだ俺らの瞳がかすむぜ
ちょいとやばいが いちかばちか
まずは一発しかけてやるぜ

※覚悟はいいかい そろそろ
スタンバイよろしく頼むぜ
どんでん返しのハッパで
気にいらぬ奴ぁ ぶっとばせ※

Hurry Up, Oh Oh Hurry Up
俺らそんなに時間もて余しちゃいねぇ

傷だらけの俺らの心
いやしてくれる誰かが欲しい
寂しすぎるぜ 気どった顔は
同じ穴のムジナじゃないか
欲しいものは どんなことしても
俺ら必ずこの手にしてきた
わがままという勲章を
胸にいつもキラリと光らせ

(※くり返し)

Hurry Up, Oh Oh Hurry Up
俺らそんなに時間もて余しちゃいねぇ

(※くり返し)

Hurry Up, Oh Oh Hurry Up
俺らそんなに時間もて余しちゃいねぇ

Hurry Up, Oh Oh Hurry Up
俺らそんなに時間もて余しちゃいねぇ


3.GOOD-BYE 青春

作詞:秋元康
作曲:長渕剛

GOOD-BYE 青春
いい事なんかなかった季節に
夢だけ置き去りに
白い手紙を破りすてれば ヒラヒラこぼれて
ジグソーパズルのようさ
GOOD-BYE 青春 答えを探して
あてのない風にふかれて立ち止まる
夜明け間近にひざをかかえて 懺悔のウォッカじゃ
なんだか酔えないみたい

誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて
俺のぬけがらだけが宙に舞う
LIE LIE LIE LIE
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ

GOOD-BYE 青春
いったいいくつもの涙を流せば
君の胸にささる?
窓の向こうに朝が届けば東のあたりは
ため息みたいに白い
GOOD-BYE 青春 退屈なんておちこんだ時の
言い訳だったんだね
熱い想いはただの幻
こぼれた朝陽に打ちくだかれたシルエット

誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて
俺のぬけがらだけが宙に舞う
LIE LIE LIE LIE
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ
ああ このまま 悲しみよ 雨になれ

LIE LIE LIE LIE…


4.-100°の冷たい街

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

Oh PaPa MaMa 許しておくれ
つまづいた石を 転がすために
出て行く俺らを 止めないでくれ
後悔だらけの 昨日 取り戻すために
やり場のない こぶしを
振り落とす自分が欲しい
からっぽの今日を吐いたら
多くの失敗を Bagにつっこみ
-100°の冷たい街を 力の限り走って行こうよ
-100°の冷たい街を 俺たちの愛でいっぱいにしようよ

Oh PaPa MaMa わかっておくれ
人生の地図を 燃やしたいんだ
出て行く俺らを 止めないでくれ
失くしてしまった 明日を探すために
孤独という奴としばらく
つき合ってみたいと思う
常識と非常識のスキ間を
流れる河川をこのまま下って
-100°の冷たい街を 力の限り走って行こうよ
-100°の冷たい街を 俺たちの愛でいっぱいにしようよ


5.孤独なハート

作詞:秋元康
作曲:長渕剛

Wow 恋の出口が見つからないよ
Wow 闇を突き刺す 孤独なハート

Wow 恋の出口が見つからないよ
Wow 闇を突き刺す 孤独なハート

錆びた螺旋階段を降りて
暮れる街を走って行ったね
少し痩せた肩が悲しくて
わざと俺 無視してたよ
違う男 愛したくらいで
そんなふうに泣く事ないのに
ばかなのさ いつでもおまえは

“おまえなんか愛しちゃいないさ”
そんなセリフ 本気じゃないけど
手すりにもたれ
SAY GOOD-BYE だから
愛を責めるなよ
愛を責めるなよ
愛を責めるなよ
このまま
SAY GOOD-BYE
SAY GOOD-BYE
Wow… Wow…
Wow…

街の灯り少しずつついて
俺の影は あの日のままだね
バスのクラクション
妙にうるさく
耳ふさぐ孤独なハート
もっとうまく うそついてくれりゃ
こんなふうに 別れずにすんだ
強がりを装った俺さ
俺のことは 忘れちまいなよ
通り過ぎた罪のかけらを
心で蹴れば
STILL LOVE YOU そうさ
愛を責めたって
愛を責めたって
愛を責めたって二人は
SAY GOOD-BYE
SAY GOOD-BYE

Wow 恋の出口が見つからないよ
Wow 闇を突き刺す 孤独なハート

Wow 恋の出口が見つからないよ
Wow 闇を突き刺す 孤独なハート


6.Welcome To My House

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

息をはずませ 約束Saturday Night
おめかしして来る 君はステキだね
シャワーをあびたら コロンをちょいとぬり
Hey Hey welcome to my house

俺らの家は ビルの屋上さ
東京タワーの先っ端から ひとっ飛び
乗ってる車はBMW1979
Hey Hey welcome to my house

ベルを鳴らしてから 1、2、3、
口唇重ねて 4、 5、 6、
得意なパターンで 7、8、9、
今夜もこの娘と 1、9、1、9、

※てんでついていない3カ月前から
比べてみれば最高じゃん
明日はあの娘かわいやSunday Night※

ジョークからみの ポップな言葉で
恋をあそべば 楽しやお嬢さん
君の星座はそして好きなタイプは誰なの
Hey Hey welcome to my house

じゃんけんポイで 負けたら on the 69 69 69
ウイスキー回せば 君は俺のもの
いやよいやよも好きのうちじゃないの
Hey Hey welcome to my house

ステキなBodyさ 1、2、3、
やさしいタッチで 4、 5、 6、
も少しおそばで 7、8、9、
今夜もこの娘と 1、9、1、9、

(※くり返し)

ステキなBodyさ 1、2、3、
やさしいタッチで 4、 5、 6、
同じ気持ちかい 7、8、9、
今夜もこの娘と 1、9、1、9、

(※くり返し)


7.久しぶりに俺は泣いたんだ

作詞:長渕剛・秋元康
作曲:長渕剛

都会の夕暮れを背にうけて
久しぶりに俺は泣いたんだ
夢と挫折に疲れ果て
今にも負けそうな 俺がここに居る

ERIKOの家まで600マイル
傷ついた俺を 抱きしめてくれ
闇を切り裂く 愛のナイフで
俺の悲しみ 打ち砕いてくれ

※Dark Grayのうらぶれた街を
KNOCK! KNOCK! KNOCK!
Dark Grayのうらぶれた街を
KNOCK! KNOCK! KNOCK!※

アスファルトジャングルの谷間では
眠れぬ鼓動が お前を欲しがってる
だけど弱虫のままの俺
こんな両手じゃ お前を掴めない

ERIKOお前はいい女さ
距離を越え 愛の楔を打て
闇を切り裂く 俺のナイフが
二人の明日 照らす その時まで

(※くり返し×2)


8.巡恋歌

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

好きです 好きです 心から
愛していますよと 甘い言葉の裏には
一人暮しの寂しさがあった
寂しさゆえに 愛が芽ばえ
お互いを知って 愛が終わる
別れは涙で飾るもの
笑えばなおさら みじめになるでしょう
こんなに好きにさせといて
「勝手に好きになった」は ないでしょう
さかうらみするわけじゃないけど
本当にあなたは ひどい人だわ

※だから私の恋はいつも
巡り巡って ふりだしよ
いつまでたっても恋の矢は
あなたの胸には ささらない※

タバコを吸うなとか 酒を飲むなとか
私の勝手じゃないの
好きでもないくせに 好きな振りをするのは
よして欲しいわ
くやしいけれど ほれたのは
どうやら私の方だったみたい
「別れの舞台はどこで?」などと
おどけてみせるのも これで最後ね
さよなら さよなら 心かよわぬ恋など
さようなら
こらえきれない涙よ
出来る事なら笑いとなれ

(※くり返し×2)


9.勇次

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

嫌になっちまった
腹が立っちまった
理由もなく 家を出たんだ
公衆電話から゛勇次゛に声をかけ
待ち合わせた 16の夜
ガソリンスタンドの 自動販売機で
缶ビールを開け 二人空をながめた
工場あとの 空地へ続く道で
タバコもみ消し 全てにつばを吐いた

”勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい
”勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい
帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に
戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る

裏通りのシアター
疲れ果てたダンサー
奴がもたれた レンガの壁に
しみついた汗の 匂いは10年前の
”勇次”お前を 想い出させてくれた

俺たちのプレイグランドに
引いたあの時のライン
6秒のフラットで 走るつもりでいたんだ
撃鉄がおとされ 俺たちは駆けぬけた
人生という 見えないゴールへ向かって

”勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい
”勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい
帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に
戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る


10.LONG LONG TIME AGO

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

悲しみだけを残したままで
君は歩きはじめた
僕はそれを追いかけようとして
愛は遠ざかってった

※昔のままの君と僕に
今すぐ戻れるなら いいね
だけど愛はとまどいながら
苦しみを残し 今の君には
Too Long Long Long Time Ago
Too Long Long Long Time Ago※

眠れない日々をいやす場所など
もうこの世にはない
あんなに美しい振り出しに
いつかたどり着きたい

(※くり返し)

だけど愛はとまどいながら
苦しみを残し 今の君には
Too Long Long Long Time Ago
Too Long Long Long Time Ago
Too Long Long Long Time Ago


11.SUPER STAR

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

裏街の片隅で
くの字にぶったおれちまった
ドラム缶の油の臭い
目が覚めれば明日を夢見た
高層ビルを見上げ
あの頃の俺をにらんだ
鳥になれないはがゆさだけが
胸の奥で涙をみせた
笑っちまうぜ
足の震えかくし
いきがってたティーンエイジ
今日でおさらばさ

※I'm a Super Star. I'm a Super Stat
誰もが みんな かみしめている
I'm a Super Star. I'm a Super Stat
熱いくちびる かみしめている※

かっ飛んでたロードマップ
俺をうつすサイドミラー
別れかけた奴のテレフォン
“STAY DREAM” と吠えていたっけ
頭をかきむしり
今日がたとえ傷ついても
正直だった青春の
残骸たちがあればいいさ
笑っちまえよ
たかがこんな自分と!
くよくよふさぎ込んでも
そこから何も始まらないぜ

(※くり返し×3)


12.DON'T CRY MY LOVE

作詞:長渕剛・吉見佑子
作曲:長渕剛

二人をくるむ しわくちゃのシーツに
街はずれの 月灯りが 涙をおとした
ねえ、今度いつ会える? また私と会ってくれるの?
何回聞けば答えてくれるの?

今夜のお前 とてもきれいだ だけど
たのむから この俺をたしかめないで
向こうむきなよ 背中を抱きしめたいから
寒いね 寒いね 二人抱き合っていても

※きっと同じ人生を 同じ歩幅で歩いてゆけたら
君をこんなに うたがわせずに すんだのかもしれないね
Don't Cry My Love ひとつになっても
Don't Cry Your Love ひとつになれないよ
Don't Cry My Love※
Don't cry Your Love

離さないで そのうでをずっとこのまま
気が遠くなるほど あなたの夢でいたかった
通りすぎてく季節の風が 想い出とかす前に
ごめんねごめんね もうここを出て行くわ

いつから愛を使い果たしたのか!
何にもできず見送ることで 終わりになるなんて
夜が沈み 二人の愛が すべり始める時
壁越しに聞こえるピアノ お前を追いかける

(※くり返し)

ひとつになっても
Don't Cry Your Love

Don't Cry My Love yeah yeah Ah oh
Don't Cry Your Love ひとつになれないよ
Don't Cry My Love yeah yeah Ah oh
Don't Cry Your Love ひとつになれないよ


13.ろくなもんじゃねえ

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

ぴいぴいぴい ぴいぴいぴい…

人恋しくて 誰かにしがみつき
弱虫ばかりで飛び出した18の俺
愛はいつも大嘘つきに見えて
知らないうちに 一人が好きになってた
見えない何かに背中を押され
夢中で転がりやっとつかんだものに
心を引き裂かれちまった
心をなじられちまった

悔しくて 悲しくて こらえた夜
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ
ぴいぴいぴい ぴいぴいぴい…

思いやりと優しさが腐るほど鼻について
殴ったあいつの頬
握りしめたこぶしは やり場のない俺の心に
いつしか突き刺さってた
どこかで 誰かが 俺を待っててくれる
夢中で転がりやっと見つけたものに
心を裏切られちまった
心を笑われちまった

悔しくて 悲しくて こらえた夜
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ
ぴいぴいぴい ぴいぴいぴい…


14.勇次(ライブ)

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

嫌になっちまった
腹が立っちまった
理由もなく 家を出たんだ
公衆電話から゛勇次゛に声をかけ
待ち合わせた 16の夜
ガソリンスタンドの 自動販売機で
缶ビールを開け 二人空をながめた
工場あとの 空地へ続く道で
タバコもみ消し 全てにつばを吐いた

”勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい
”勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい
帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に
戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る

裏通りのシアター
疲れ果てたダンサー
奴がもたれた レンガの壁に
しみついた汗の 匂いは10年前の
”勇次”お前を 想い出させてくれた

俺たちのプレイグランドに
引いたあの時のライン
6秒のフラットで 走るつもりでいたんだ
撃鉄がおとされ 俺たちは駆けぬけた
人生という 見えないゴールへ向かって

”勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい
”勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい
帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に
戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る


15.泣いてチンピラ

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ
泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ

明けても暮れても喧嘩でパクられ イキがった
花の都に憧れて 飛んで来た逸れ鳥
のがれ のがれて 破れた襖にもたれて
流す涙をひとつなめた
ああ友情 愛情 人情 何かが足りねえ
ああ膝を抱え 全てぶっ壊した夜
Woo woo woo…

ずらかっちまった方が ましだと考えた朝
紙コップの味噌汁をかじれば 天井が笑う
裸電球 ぶら下がった部屋で
忍び泣いてる女は なお哀しくて
ああ爪を噛んで 強くお前を抱きしめた
ああ吹いてきたぜ 臆病風が吹いてきた
Woo woo woo…

六尺足らずの五尺のやせこけた体で
刺せば監獄 刺されば地獄の腐った街で
どうせかなわぬ はかない夢なら
散って狂って捨て身で生きてやれよと
ああ背中丸め 声を殺し 思いきり
ああ泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ

泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ
泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ


16.PLEASE AGAIN(with Acoustic Piano)

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

止めどなく流れ出る 涙のあとに君は
溶けるような笑顔で 俺にさよならを言った
長い沈黙の後 ひとり言のようにつぶやいた
「仕方のないことだわ」
そして ほっと ため息をついた

鏡の前で身を沈めながら 髪を梳かしてる
息づまるような苦しさが胸に突きあげてきた
深く首を 深く 深く 沈めた俺は
いつまでもいつまでも 君を見つめていたかった

Take off your coat Take off your dress
Take off your shoes Again. Again. Please Again

冷やかな唇が 音もたてずに触れあう時
なぜに互いが こんな風に優しくなれるのかしら
お前の甘く そして白いうなじの向こう側で
心から 心から 俺は涙を噛みしめた

ガラスの隙間に タクシーのクラクションが響いた
見つめあう二人のまなざしに 言葉はうかばなくて
気がつけば 朝の光が 悲しく照らしていた
二つの枕 寄り添うように悲しく重なり合ってた

Take off your coat Take off your dress
Take off your shoes Again. Again. Please Again
Take off your coat Take off your dress
Take off your shoes Again. Again. Please Again

Again. Again. Please Again Please Please Again


17.乾杯

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

かたい絆に 思いをよせて
語り尽くせぬ 青春の日々
時には傷つき 時には喜び
肩をたたきあった あの日
あれから どれくらいたったのだろう
沈む夕陽を いくつ数えたろう
故郷の友は 今でも君の 心の中にいますか

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!

キャンドルライトの中の二人を
今こうして 目を細めてる
大きな喜びと 少しのさみしさを
涙の言葉で歌いたい
明日の光を 身体にあびて
ふり返らずに そのまま行けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても
信じた愛に 背を向けるな

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!

乾杯!今君は人生の
大きな 大きな 舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!


18.THANK YOU WOMAN

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

通りの向こう側に 俺は車停めた
Car Radio 消して 15分考えてた
ワイパー揺れるたび お前の部屋の灯り
今日の雨音と重なりあって 泣いて見える

もしも 今ここでドアを叩いても
昔に戻れない 揺れない 流れない

やがてシグナルが点滅し始め
雨粒は雪に変わってた

Woh Woh No No No…
Woh Woh Woh No No No…
Woo…

Wow… ゆっくりと 雪にかわってた
yeah… Thank You Woman
mm… Thank You Woman

倒したドライバーズシート 俺はゆっくり起きた
エンジンキーを入れ 湾岸道路へとアクセルふかした
バックミラーに遠ざかる 部屋の灯り
降り出した白い雪と重なりあって 悲しく見える

サイドシートを見る Thank You Woman
昔へ戻らない 帰らない 走らない

やがてシグナルが点滅し始め
粉雪は 涙に変わった

サイドシートを見るThank You Woman
昔へ戻らない 帰らない 走らない

叩きつけられる フロントガラス越しの
粉雪は 涙に変わる 涙に変わる 涙に変わった

Woh Woh No No No…
Woh Woh Woh No No No…
Woh Woh Woh No No No…

Thank You Woman
Thank You Woman
Good-bye Woman


19.NEVER CHANGE

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

そして素っ裸の両足は大きく開かれ
しぼり出されるようにけたたましくおびえていた
お前は俺の呼吸にすべてをあずけた
しゃくり上げる痛み吐き出す時がここにあった

Never Change 今 子供が生まれた
Never Change 俺にも家族ができた
Never Change 娘をこの手で抱いた
Never Change 横たわる妻がいる

ふるえる瞳で 俺はお前の手を握り
この世で最大の口づけした……Never Change

深夜4時東京の街俺は本気で泣いた
消し忘れたワイパーもなぜかそのままでいい
片手でハンドルつかみ片手でボリュームしぼりながら
優しさってやつを俺は初めて考えた

Never Change ただ続くだけでいい
Never Change 今まで生きてきた人生
Never Change 血はめぐりめぐって
Never Change それは変わることなく

アクセルゆるめ最後のカーブを曲がり
俺はいつものように朝を待った……Never Change


20.STAY DREAM

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛

死んじまいたいほどの苦しみ悲しみ
そんなものの ひとつやふたつ
誰もがここあそこに しょい込んでるもの
腰をおろし ふさぎ込んでも 答えはNothing!

ぶっ飛ばしたいほどの 怒りや悔しさ
そんなものの ひとつやふたつ
殴られた痛みは TRYへのワンステップ
尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある

くよくよするなよ あきらめないで Just Like a Boy
その痩せこけた 頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな手探りしてでも
Stay Stay Dream
そう Stay Stay Dream
Stay Stay Dream

ひねくれかけた瞳の ずっとずっと奥に
もがいてる もうひとりの俺がいる
一番怖いものは 勇気だと知った時
自分の弱さに 想わず鼻をつまんだ

もうこれ以上 先へは進めない
たとえば 挫折が目の前に立ちはだかる
そんな夜は 心で命の音を聞け
たかが こんな自分は!と 一度だけからかってみなよ

くよくよするなよ あきらめないで Just Like a Boy
その痩せこけた 頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな手探りしてでも
Stay Stay Dream
そう Stay Stay Dream
Stay Stay Dream…

Stay Dream…